内視鏡検査について
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上部消化管内視鏡(胃カメラ)
ヘリコバクターピロリ菌(日本人の約半数に一人が持っているとされる胃の中に住んでいる細菌)により慢性胃炎・胃潰瘍・胃がん・十二指腸潰瘍などが引き起こされます。内視鏡で病変を確認したうえで、ピロリ菌の感染診断を行い、内服薬による治療を行っております。
NBI(Narrow Band Imaging (狭帯域光観察))を用い、早期がんの発見に力を注いでいます。
注)NBIとは特殊な光を用いて、通常では見えにくい病変をはっきりさせる新しい技術のことです。
※当院では鼻から挿入する経鼻内視鏡を用いて検査を行っております。
経鼻(鼻から)挿入 | 経口(口から)挿入 |
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![]() 咽頭反射が弱い (オエッとなりにくい) |
![]() 咽頭反射が強い (オエッとなりやすい) |
経鼻内視鏡の特徴
- 吐き気が少ない
- 検査中会話が可能
- 麻酔量が少なく体への負担が少ない
※咽頭反射(オエッという反射)が強く、過去に胃カメラでつらい思いをした方に最適の検査です。
検査の流れと予約について
検査の流れに関しては下記をクリックしてください
http://www.onaka-kenko.com/endoscopy/inspection/
※検査は基本的に予約制になっております。
(ただし、緊急性のある方は当日検査も可能です)
電話での予約が可能ですので、検査ご希望の方は下記電話番号までお電話ください。
宮川病院(代) 055-282-1107
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
早期発見のために一般検診で多く行われている便潜血検査のみでは診断率が低く、進行大腸がんの場合でも2割は陽性にでない場合があります。
内視鏡検査で直接内部を観察することでポリープなどの異常も確認できるうえに、必要なポリープを切除することで、1回の検査で治療までを終了することが可能です。
当院では大腸内視鏡検査及び大腸CT(詳細に関しては大腸CTをクリックしてください)を行っており、大腸がんの早期発見に力を入れております。
検査の実際
下図の如く、肛門より内視鏡を挿入し大腸全体を確認する検査です。
大腸の中に空気が入る際にお腹の張りを感じることや曲がりの強い部位を越える際にお腹の痛みを感じることがあります。
前処置
検査当日に下剤を2リットル内服していただき、腸の中を洗い流します。
必要に応じて前日に便になりにくい検査食を食べていただきます。
過去に下剤を服用して具合が悪くなったことがある方は医師か看護師に申し出てください。
大腸ポリープについて
5mm以上のポリープは腺腫性である可能性が高く、放置することで癌化する危険性があります。切除の必要があるポリープに関しては内視鏡的ポリープ切除術をお勧めしております。ただし、2cmを超えるような大きさのポリープは内視鏡的切除困難ですので手術が必要になる場合がございます。
検査の流れと予約について
検査の流れに関しては下記をクリックしてください
http://www.onaka-kenko.com/endoscopy/inspection/
※検査は予約制になっております。
事前に外来受診していただき、検査の説明をさせていただきます。
検査ご希望の方は下記電話番号までお電話いただき外来受診を予約してください。
宮川病院(代) 055-282-1107